IGCSEの中学卒業試験ってなんですか

IGCSEとは 聞いたことがある方もいらっしゃると思います。これはイギリスの中学卒業資格のことで国際的なカリキュラムです。

日本ではインターナショナルスクールで主に取り入れられています。中学3年生に当たる10年生で、全世界共通の中卒卒業資格認定試験を受けるのが、一般的です。

国内インターナショナルスクールを卒業して、IGCSEのカリキュラムで高校でも学びたい方は、この中卒試験が必須となります。

もし、お子様を国内の日本の教育課程の高校へ行かせたい方や、高校はIBDPのカリキュラムで勉強させたい方は受験する必要はありません。

2020年の1教科の受験料は16000円でした。自分の受験科目数によって費用がかわります。

ちなみに、外国語としての日本語の試験は来年度の受験生で最後となります。来年度いっぱいで外国語日本語という教科がなくなるからです。

では、中学生は日本語を勉強できないのでしょうか。

いいえ、そんなことはございません。

学校によりますが、第一言語としての日本語のみ勉強ができます。注意していただきたいのは、これは学校がIGCSEの本部ケンブリッジに申請をして認められた場合のみです。第一言語の日本語の内容は、日本語を母語としている人にはちょうど良いレベルですが、外国語として日本語を学んできた学生には、正直無理でしょう。

こんな時はほかの言語を選択することを考えましょう。