国際バカロレア 言語B 日本語
こんにちは。
今日は大学のバカロレア入試について少し書かせていただきます。
Q:国際バカロレア資格で日本国内の大学を受験することができるのか。
A:バカロレアのカリキュラムを採用している学校に通っている家庭の不安の一つがこれです。
答えは、できます。
日本の大学入試にも秋入学というものが存在します。秋入学を取り入れている大学はほぼ出願できます。秋入学は英語での学習で、学べる学部も少ないですので、ここは注意が必要です。
春入学は、バカロレア入試を取り入れている大学のリストが出ていますので、検索されてみてください。予想以上に多いことに驚かれると思います。
しかし、実は、このリストにあるだけではなく、多くの私立大学がバカロレア資格を有する学生に門戸を開いています。最近はAO入試も多いですから、日本語で試験を受けることに不安がある方にも多くの選択肢があります。 ぜひ探してみてください。
国立大の場合は帰国生のみという場合が多いですが、私立大学は国内インターナショナルスクール生も受験できる場合が多いです。ぜひ、気になる大学に確認してください。
言語B 日本語の授業3
今日は国際バカロレア言語B日本語の授業3 試験について
国際バカロレアカリキュラムでは外部試験と内部試験があります。
内部試験について具体的な内容です。
内部試験は卒業資格の25パーセントを占める重要な試験です。試験官は普段日本語を教わっている先生です。
HLーー小説についての口頭試問と別のテーマについての質疑応答。
SLーー写真についての口頭試問。
ab
initio--写真についての口頭試問
まずはHLから詳しくお伝えします。
HLはハイヤーレベルの意味です。HLの学生は授業で最低2冊の小説を原語で精読します。内部試験では、その小説についての学生の理解について質問されます。
試験時間
20分ーー準備
約3分ーー小説についてのプレゼンテーション
約4分ーープレゼンテーションについての試問
約8分ーーほかのテーマについての試問
で、口頭試問の様子は録音され、教師はIBの評価基準に従ってその内容を評価します。
小説の800字の抜粋文のコピーを渡され、1枚を選びそれについて自分の考えを述べます。
SL・ab initio
15分 準備時間
3分ー写真についてのプレゼンテーション
4分ー写真についての試問
8分ーほかのテーマについての試問
SLとab initioは2枚の写真を渡されます。そのうちの1枚を選び、写真についての説明をします。
外部試験は すべてのレベルで
Paper1 writing
Paper2 reading / listening
に分かれていて、Paper1は論文。Paper2は読解とリスニングテストです。
もちろん内容は違いますが、どのレベルでも論文は非常に大変なようです。
また、書きます。
言語B 日本語 授業の様子
今日は授業の様子を詳しくお伝えします。
何度かブログにも書きましたが、IBDPでは全ての教科で5つのテーマに関連づけて授業が行われます。
経験
人間の工夫
社会組織
かけがえのない地球
というテーマです。
これらを考察して自分の意見を口述と論述試験で伝え、評価されます。
今回はかけがえのない地球という授業についてお話しします。
日本の食べ物に関して一般的な知識を得ます。寿司 丼物 カップラーメンは 日本発祥のファーストフードだという知識を得ます。
次にその材料の 植物油脂に 焦点が当てられます。植物油脂とは何か、どこから来るか、環境にどう影響しているか。どんな問題があるか、自分にできることは何か。
と掘り進めていきます。学生はこの内容を踏まえて、スピーチする文章を考えなくてはなりません。
どんな聴衆に向けて、何を訴え、どうまとめるか、スピーチの内容はどうか。
スピーチにはその人の人間性が如実に現れます。ただ文章を読むだけでは、何も伝わりません。真実の問題意識があるかを見られます。
そんな意味で、IBDPは全人教育をしていると言われのかも知れませんね。
言語B 日本語の授業2
今日は 授業の内容について お話したいと思います。
全ての教科は 5つのテーマを軸に行われます。
経験
日々の暮らし
社会組織
私達の地球
です。それぞれの テーマごとに 推奨される質問例や細かなテーマが提示されています。
例えば、アイデンティティといテーマであれば サブトピックとして ポップカルチャー、旅行、食べ物など。
質問例としては、違う文化に身を置く事は私達にどう影響するのか。
私が行ってきた授業では、日本の歴史と世界の文明を調べて、タイムスリップした時のことを考えて比較討論させました。
学生達は、答えのない質問に自分なりの考えを見つけプレゼンテーションする能力を求められます。
このように テーマごとに自分の考えを見つけていき卒業試験でその成果を論述していきます。
続きは また後日改めて。
生活の変化を 支えてくれた本
デジタル生活に否応無く適応させられた最近。ハイテクは 便利だと痛感しました。でも、どこか文字数ばかりが増えて、内容が薄くなってきたように感じませでしたか。本が読みたいと心から思いました。私のモヤモヤを取り払ってくれたのは、『モモ』。
Language B 言語B 日本語の授業1
こんにちは 今日は言語Bの授業についてお伝えしたいと思います。IBDPにおける
言語クラスはAとBの二つがあります。
Language A-- 母語
Language B-- 外国語
です。
国内のインターナショナルスクールでは Aは英語クラスで Bで日本語やフランス語スペイン語 中国語クラスなどを選択できるようにしている学校が多いようです。
また、一条校では Aを日本語、 Bを英語というが学校が多数です。
ここでは、インターナショナルスクールで採用されていることの多い、言語B日本語について 私の経験をお話しさせていただきます。
DPのクラスは教科ごとにHLとSLという2つのクラスに分かれています。
HL-- ハイレベル SL-- スタンダードレベル
言語Bはここに ab initioという 初級クラスが設置されています。
学生は 自分の進学希望の大学によって、HLとSLを選んで勉強します。教科のグループについては、後日お伝えします。
日本の多くの大学では出願要件として
Language A 日本語 または Language B 日本語 HL
を設定しているところが多くあります。この要件を満たさなければ、国内の大学進学は難しくなりますので、注意が必要です。
授業の行われ方
レベルに分かれていますが、教える内容はほとんど同じです。ですので、同じ教室で同じ先生から2つのレベルが一緒に勉強することになります。
HLとSLの違い
では、HLと SLの違いは何なのでしょうか。
答えは、HLのほうが、複雑な語彙を求められる。HLのみ日本語で書かれた小説を2冊精読することが求められることです。
授業は一緒に行いますが、HLの学生は筆記試験の際、漢字にフリガナはありません。また、日本語での複雑な返答が、口頭試験でも求められます。文学作品の精読も知らない単語や漢字、言い回しのオンパレードですので、学生はとても苦労します。
続きはまた、明日。
国際バカロレアの入学資格は
みなさん こんにちは
国際バカロレアIBDPの日本語事情について発信させていただきます。
まずは、基本のき。IBは国際バカロレアの英語名の省略形です。
IBは小学校から高校、そして、キャリアの4つのブロックに分かれています。
小学校1年生から小学5年生まではPrimary Year Program ---PYP
小学校6年生から中学三年生までをMiddle Year Program --- MYP
高校1,2年生を Diproma program -------DP
高校3年生を Career program -------CP
と呼んでいます。日本の多くの学校では高校2年生からDPを始め大学進学するためCRを置かないところも多いです。
私の勤務していた学校ではMYPはありませんでした。MYPの学年だけはケンブリッジの教育カリキュラムで勉強していました。これは、イギリスの教育システムです。CLSとよばれます。CLSは8年生までで、9年生10年生はIGCSEとなります。
イギリスの教育システムで学びたい学生は、IGCSE10の終わりに卒業試験を受けます。
その結果で、高校の選択科目が決まるので、非常に重要です。
しかし、IGCSEからDPのカリキュラムにしたい人はテストを受ける必要はありません。 なぜなら、DPの入学資格には中学卒業試験を受けることは必要ないからです。
多くのインターナショナルスクールでは、高校からDPに入学したい人は、在籍校の担任と校長の推薦書と、算数と英語の成績が求められます。
詳しいことは高校の入試課へ
次回は授業の様子などを具体的に発信していきたいと思います。お楽しみに。