Language B 言語B 日本語の授業1
こんにちは 今日は言語Bの授業についてお伝えしたいと思います。IBDPにおける
言語クラスはAとBの二つがあります。
Language A-- 母語
Language B-- 外国語
です。
国内のインターナショナルスクールでは Aは英語クラスで Bで日本語やフランス語スペイン語 中国語クラスなどを選択できるようにしている学校が多いようです。
また、一条校では Aを日本語、 Bを英語というが学校が多数です。
ここでは、インターナショナルスクールで採用されていることの多い、言語B日本語について 私の経験をお話しさせていただきます。
DPのクラスは教科ごとにHLとSLという2つのクラスに分かれています。
HL-- ハイレベル SL-- スタンダードレベル
言語Bはここに ab initioという 初級クラスが設置されています。
学生は 自分の進学希望の大学によって、HLとSLを選んで勉強します。教科のグループについては、後日お伝えします。
日本の多くの大学では出願要件として
Language A 日本語 または Language B 日本語 HL
を設定しているところが多くあります。この要件を満たさなければ、国内の大学進学は難しくなりますので、注意が必要です。
授業の行われ方
レベルに分かれていますが、教える内容はほとんど同じです。ですので、同じ教室で同じ先生から2つのレベルが一緒に勉強することになります。
HLとSLの違い
では、HLと SLの違いは何なのでしょうか。
答えは、HLのほうが、複雑な語彙を求められる。HLのみ日本語で書かれた小説を2冊精読することが求められることです。
授業は一緒に行いますが、HLの学生は筆記試験の際、漢字にフリガナはありません。また、日本語での複雑な返答が、口頭試験でも求められます。文学作品の精読も知らない単語や漢字、言い回しのオンパレードですので、学生はとても苦労します。
続きはまた、明日。